令和4年 年頭のごあいさつ

公開日 2022年01月21日

 皆様、明けましておめでとうございます。

 昨年中は、徳島県消費者協会の活動に御支援、御尽力を賜りまして、誠に有難うございました。本年もどうかよろしくお願い致します。

 さて、一昨年、新型コロナウィルスが国内で初めて確認されてから約2年がたちました。現在、国内の累計の感染者数は180万人で、最近では、新種の変異株・オミクロン株が日本全国で急速に感染拡大している状況であり、基本的な感染対策の徹底と準備されつつある3回目のワクチン接種が待たれる状況でございます。

 私たち協会の事務所は県の消費者情報センターと共に昨年11月25日にとくぎんトモニプラザから徳島駅前のアミコビル東館7階に移転致しました。これを機に消費者情報センターでは、SNSを活用した相談が始まっております。

 

 本年4月1日から、成年年齢の引き下げが施行され、若者の消費者被害が増加することが予想されることから、令和4年度の消費者月間統一テーマは、「考えよう!大人になるとできること、気を付けること~18歳から大人に~」として取り組みが進められるところでございます。

 

 一昨年より県庁に開設されました消費者庁新未来創造戦略本部では、さまざまなモデル事業が実施されており、現在、食品ロス削減サポーター育成事業が始まっており、各地区消費者協会にご協力をいただいているところでございます。

 

 これからの消費者運動においては、一人一人の日々の行動が現在および未来の社会や環境と繋がっていることを意識したSDGs(持続可能な開発目標)といった発想に基づいた行動の実践を広く啓発出来るように取り組んでまいります。

 

 最後になりましたが、本協会の活動におきましては消費者の皆様をはじめ、消費者団体、行政機関、研究機関、企業その他の団体の皆様や専門家の方々のご協力が不可欠ですので、今後ともご理解、ご支援をいただけますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

       令和4年1月

 

    特定非営利活動法人徳島県消費者協会 会長 佐野勝代